サポート会員加入のお願い

野田村　前村長
小田祐士

　「涼海の丘ワイナリー」事業は東日本大震災の復興に向けた新たな取り組みとして、また地域の山ぶどう生産農家経営を守るため、平成27年10月から地元山ぶどうのみを原料とした山ぶどうワイン醸造として開始いたしました。
　醸造施設の立地場所からは太平洋が一望でき、海からの涼しい風が吹走することから醸造施設を「涼海の丘ワイナリー」と名付けました。　
　醸造は山ぶどう本来の酸味を生かし、奥深い・香りを引き出すため、非加熱による生詰めの醸造方法の採用や、ワイナリーに隣接する旧マンガン鉱山の坑道を活用してのワインの樽熟成等皆様に広くご愛顧いただける山ぶどうワイン生産を行っており、岩手県沿岸北部でのワイナリー事業の草分けとして、地域に根差した末永い運営を目指し事業展開しております。
　当初の事業運営に当たりまして、運転資金や販路確保等のため、商品代金先払いの野田村ワイナリーサポート会員制度を創設し、これまで約700名の方々に加入いただき、今日までの円滑な事業運営につながっており深く感謝しております。
　村内山ぶどう農家が安心して栽培を続けられる価格での果実購入の継続やワイナリー事業の安定化等のため、山ぶどうワインの増産に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
　このことを推進していくためには、引き続き皆様のご支援等を賜り事業展開することが不可欠であると考え、ワイナリーサポート事業の内容を一部手直しして、再度野田村ワイナリーサポート会員を募集することといたしました。
　つきましては、野田村でのワイナリー事業の更なる発展のため我々の思いにご賛同いただき、野田村ワイナリーサポート会員に応募いただきますよう是非ご協力をお願いいたします。

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野田村山ぶどう生産組合　組合長
　佐藤嘉美

　山ぶどう農家の一員として、これまで野田村を応援してくださった沢山のサポーターの方々やご理解くださった関係書の皆様に深く感謝申し上げます。
　おかげさまで私たち農家は安心して山ぶどうの生産に取り組むことができるようになりました。ただ課題も多く、高齢化による減産や農地の耕作破棄も増えてまいりました。
　そこで今年度これを解消すべく、山ぶどう農園を管理運営する会社、㈱涼海の丘を立ち上げております。これら耕作されなくなった農地に山ぶどうを作付けしていく予定です。今後はもっと農園を増やして野田村を一大山ぶどうワイナリー里に育てていきたいと思っております。
　関心のある方大歓迎です。多くの皆様に足を運んでもらえるもっとオシャレなワイナリーにしていきたい！最低３年ぐらいは熟成をさせた美味しいワインを提供したい。夢は膨らむばかりです。
　どうかサポート会員として夢に賛同してくれる方々の応援をお願いいたします。

涼海の丘ワイナリー　所長
坂下誠